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hounobi

カラ kara

¥63,800-(税込)

伝統工芸の歴史がたどる
ひとつの点のかたち。

 

繊細な竹ひごが整列する姿は、「駿河竹千筋細工」の由来であり、固有の美しさだと思います。

 

これを引き立てるために、従来は編まれた竹を用いる面材を、より存在感の軽薄なガラスに置き換え、菓子器をつくりました。

 

工業素材であるガラスを用い精度の高い真円の輪郭が保てるため、蓋のおさまりが良く、積み重ねも可能です。

 

中に入れたものが浮遊しているようにも見えます。

この作品に込めた様々な「工夫」が、未来から見た伝統の一部として、現在進行形の伝統工芸の歴史の点となっていくよう、駿河竹千筋細工の基本的な素材と機能を一歩前に進めることを考えながらデザインをしました。

 

 

 

 

designer : 松田優

 

静岡県浜松市を拠点にデザインスタジオ「UO(共同代表:谷雄一郎)」として活動。国内外の多様な企業・組織との協業と実験的なセルフプロジェクトを往来し、互いの活動をフィードバックすることで今後の社会に必要とされる意味や価値の探求と、それらの社会実装に取り組む。
SAKURA craft_labシリーズ(株式会社サクラクレパス) / ミライスピーカー(株式会社SoundFun ) / Lens of Phenomena(三井化学株式会社)などの近作がある。

 

 

 

craftman : 神谷恵美/駿河竹千筋細工協同組合

 

高校2年の時、静岡市内の伝統工芸を体験できる施設「駿府匠宿(現駿府の工房 匠宿)」で、駿河竹千筋細工を初めて体験し、職人の道に進むことを決意。
高校を卒業した後、伝統工芸士の師匠に弟子入り。2019年に独立。
親方から引き継いだ花器や菓子器を中心に駿河竹千筋細工の魅力を伝える作品を日々製作しています。

  • 送料は別途発生いたします。詳細はこちら

[information]

2段・蓋付き
専用箱あり

[detail]

メーカー
hounobi
サ イ ズ
1段:Φ261×高さ105mm(約420g)/蓋:Φ261×高さ10mm(約390g)/2段蓋付き:Φ261×高さ約215mm(約1230g)
素  材
竹・ガラス

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