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hounobi

イレギュラー “Irregular” flower vase

¥36,300-(税込)

壁に映し出される影さえもデザインする
暮らしに寄り添う新たな「工芸」のかたち

 

静岡市の伝統工芸・駿河竹千筋細工は竹の輪と丸ひごで構成され、竹の輪に空けた穴に細い丸ひごを挿すことで輪郭をつくる繊細な工芸品。

その規則性を一部崩すことで、新しい自由度とさらなる軽やかさを迎え入れられるのではないかとデザインをしました。

 

形の規則性を作っている竹の輪を途中でカットしたようなデザインにすることで、完成した花瓶は壁に寄り添ったり、打ちつけたりと、壁とより緊密な関係を築くことができます。

また繊細な影を落とす先に「壁が」あることから、今までの竹千筋細工とはまた少し違う用途や見え方になることを期待しています。

 

 

 

 

designer : 花澤啓太

 

駿府の工房 匠宿デザインディレクターであり、プロダクトデザイナー。芸術大学で油絵を学んだ後、家具メーカーに就職。家具・雑貨の企画デザインから製造までに携わる。退職後は家具産地静岡から家具産地北海道へと渡り二級技能士の資格を取得する。静岡に帰郷後デザイン事務所を立ち上げ、2021年4月には株式会社アンノットとして法人化。
2018 iF デザインアワード
2018 DFA Design for Asia Awards 2018
2020 red dot design award、グッドデザイン賞 など受賞多数。
hounobi プロジェクト ディレクター

 

 

 

craftman : 黒田雅年(有限会社竹工房はなぶさ)/駿河竹千筋細工協同組合

 

静岡県静岡市出身。駿河竹千筋細工職人黒田英一の家に生まれる。
子供のころから竹細工に囲まれて育つ。静岡工業高校を卒業後一般企業に就職するが、30歳の時に父の作る駿河竹千筋細工にあらためて魅了され弟子入り。基本的な技術を覚えながら、34歳の時に伝統工芸の後継者グループ「するがクリエイティブ」に入会。家具デザイナー、木工、漆塗り、染、陶芸の職人とコラボ作品を作る。グッドデザインしずおか生活文化賞を受賞したフロアスタンドから小さなペン立てまで、だれでも気軽に使える商品を目指し、またお客様からの特注品やデザイン企画などで、新しい可能性にも挑戦、楽しく作り続けている。

1999年「 駿河竹千筋細工」新作展 静岡県知事賞
2005年 「駿河竹千筋細工」新作展 静岡県知事賞
2007年 パリ、メゾン・エ・オブジェ出展

 

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[information]

専用箱あり
壁掛け金具は付属しておりません。
壁掛け時耐荷重:500g

[detail]

メーカー
hounobi
サ イ ズ
幅225×奥行147×高さ399mm 約131g
素  材

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