ペンダントライト HOKORE(誇れ)|駿河竹千筋細工(谷 俊幸)
静かに灯る、軽やかな存在感。
こちらは駿河竹千筋細工の技法を用いた作品「HOKORE(誇れ)ペンダントライト」です。
花の力強さをイメージして作られたHOKORE。
他の作品のモチーフにもしている花の力、蕾が満開になるまでの力を一番誇りたいと感じる。それは長い年月をかけて制作され、洗練された技術だけが作ることのできる伝統工芸にも通じ、その意匠こそ世界へ誇れるものだと考えられています。
そんな多くの気持ちを込めながら、デザイナーのこれまでの挑戦も重ねて誇れる作品として生まれました。
制作に使用される竹ヒゴの量はSenの約3倍です。
写真はイメージなので周りが暗いですが、実際は6~10畳ぐらいの部屋でしたら60Wの電球で十分な明るさがあります。
ダイニングテーブルの上に。空間の演出づくりにも最適です。
単体で静かに使うのはもちろん、複数並べてリズムをつくるのもおすすめ。住宅だけでなく、店舗や宿泊施設などでも取り入れやすいデザインです。
|つい覗いてしまう魅力
どんな構造なのか、つい覗いて見てしまう、ずっと見ていても飽きない魅力を持った照明です。花びらを連想させるパーツが幾重にも重ねられ完成された佇まいは美しく魅力的です。


|駿河竹千筋細工とは|

駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)は、静岡県静岡市周辺で作られている竹工品です。静岡の安倍川の上流域には古くから良質の竹が自生しており、古くから竹細工が作られていました。駿河竹千筋細工の特徴は、細い丸ひごを1本1本組み上げて作っていることです。「千筋(せんすじ)」とは、幅3尺(約90センチ)の畳に1000本並べられるくらい細い竹ひごを意味しており、直径わずか0.8mmほどの丸ひごを使用します。駿河竹千筋細工は竹に小さな穴を開け、その穴に独特の技法でしなやかに曲げて作った極細の丸ひごを差し込んで、自由な形に組み上げていきます。竹ひご作りから組み立てまでの全工程をほぼ一人の職人の手で行います。それに対し、九州や北陸地方など日本全国に竹細工の産地では、地方の竹細工の多くは平ひごを編んで作り上げます。でき上がった竹細工は竹の持つ色、艶や風合いを生かし、丸ひごの繊細な曲線が生み出す優美なしなやかさが魅力です。