竹千筋波網代の手提げ
静岡の伝統工芸「駿河竹千筋細工」、職人技が光る角曲げの竹バッグです。波網代(なみあじろ)の上に竹千筋と縁起の良い麻の葉の模様の2層デザインがとっても素敵。中の巾着は藍染の備後絣(びんごがすり)。着物などの和装はもちろんのこと、デニムなどのナチュラルな装いにも合わせられます。近頃は20代女性からも支持され、老若男女問わずおすすめしたい手提げバッグです。仕上げには摺り漆(すりうるし)を施し、水にも強く耐久性にも優れています。




|駿河竹千筋細工とは|

駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)は、静岡県静岡市周辺で作られている竹工品です。静岡の安倍川の上流域には古くから良質の竹が自生しており、古くから竹細工が作られていました。駿河竹千筋細工の特徴は、細い丸ひごを1本1本組み上げて作っていることです。「千筋(せんすじ)」とは、幅3尺(約90センチ)の畳に1000本並べられるくらい細い竹ひごを意味しており、直径わずか0.8mmほどの丸ひごを使用します。駿河竹千筋細工は竹に小さな穴を開け、その穴に独特の技法でしなやかに曲げて作った極細の丸ひごを差し込んで、自由な形に組み上げていきます。竹ひご作りから組み立てまでの全工程をほぼ一人の職人の手で行います。それに対し、九州や北陸地方など日本全国に竹細工の産地では、地方の竹細工の多くは平ひごを編んで作り上げます。でき上がった竹細工は竹の持つ色、艶や風合いを生かし、丸ひごの繊細な曲線が生み出す優美なしなやかさが魅力です。