この度、第51回静岡県工芸美術展において「工房 火と土」インストラクターの作品が受賞いたしました。

 

◇創立60周年記念優秀賞

「他聞」

火と土インストラクター　加藤 舞美

 

（作品に対する一言）

この作品は仏像をモチーフに制作しています。四天王のひとり多聞天の憤怒相からインスピレーションを受け、戦いの神としての沸々湧き上がる力強さや、信仰の対象である仏像としての美しさを表現しています。派手さはないけど迫力がある、なんか目を引くそんな作品になれたなら幸いです。

 

◇奨励賞

「光路」

火と土インストラクター　子林 千紘

 

 

 

（作品に対する一言）

この作品を作った時、この一年で一番自分と戦い、なんとか気持ちを形にしようともがいていた時期でした。クラゲが好き、モチーフにしたい、ただ美しいものを作りたいという今までの作品に対し、美しいだけでなくいつもより自分の心に近い作品になったなと感じています。等身大の自分を表現し評価いただけたことを嬉しく思います。

 

 

 

 

受賞作品は、匠宿エントランスに展示しております。作品をぜひ間近でご覧いただき、それぞれの作品、ものづくりに込められた想いを感じていただければ幸いです。　

 

また、同展には他にも複数のスタッフが作品を出展し、入選を果たしました。日々ものづくりに向き合うスタッフたちの手から生み出される作品の数々は、伝統技術の継承だけでなく、新しい挑戦や想いが詰まっています。今後も、ものづくりに向き合いながら作品ををお届けしてまいります。引き続きご注目ください。