匠宿についてAbout
匠宿の理念Concept
駿府の歴史と工芸を
世界中の未来に結ぶ
徳川家康が隠居の地に選んだ静岡に
全国の技術と職人が集結し、工芸が芽吹きました。
その後、今に至るまで脈々と受け継がれる技。
東海道五十三次でも有名な丸子宿。
人が交わり道を結ぶ宿場町に、
体験工房・匠宿が生まれました。
縁なのかも知れません。
この地は交わり、伝え、結ぶ土地。
わたしたちはたくさんの方に駿府に触れていただき
次代に伝えていくことで
その豊かな文化を未来へと結んで行きます。
挨拶Greeting
駿府の工房 匠宿
館長 杉山浩太
静岡市の伝統工芸体験施設として1999年にオープンした駿府匠宿は、
2021年5月、株式会社創造舎が指定管理者となり、名称を「駿府の工房 匠宿」として22年ぶりのリニューアルをいたしました。
静岡市には、今も数多くの伝統工芸が受け継がれています。
私たちの使命は、「歴史と未来を結ぶ場所」をコンセプトに、
静岡市の伝統工芸の素晴らしさと、ものづくりの楽しさを「体験」を通じて伝えていくことです。
ですが、時代はどんどん変化していきます。
現在では、「ただ工芸体験をする施設」では何か足りていないのかもしれません。
様々な側面が必要になると考え、
まずは、一線で活躍する工芸職人を工房長として招聘いたしました。
職人による体験内容のブラッシュアップはもちろんのこと、工房がものづくりの現場にもなり、工芸職人の後継者育成補助もおこなっていきます。
また、建築部材に伝統工芸の技術を活用することで、ものづくり体験をされていないお客様でも、施設内で自然に工芸品に触れ、その美しさを感じられるようになりました。
私たちの活動は匠宿という施設内に留まりません。
地元で長年愛された和菓子屋の味を引き継いだ店舗を匠宿内に開店。
そしてこの地に佇む古民家をリノベーションし、客室内に静岡の工芸品を設えた「工芸ノ宿」として宿泊業をスタートさせました。
周辺地域とも連携・協力することで、地元文化継承の拠点にもなっていきます。
これらは静岡市の工芸文化の更なる発展を目指した様々な「体験」の試みです。
駿府の工房 匠宿では、衣食住に関わる「体験」をご用意して皆様をお待ちしています。
皆様の匠宿での「体験」が「バトン」となり、静岡市の伝統工芸を未来につなげていくことになります。
伝統工芸が静岡市の誇る魅力のひとつとなる後押しが出来るよう、私たちは邁進していきます。
コーディネーター
前田直紀/前田直紀陶芸工房
今までは工房火と土の工房長として
だれでも陶芸や工芸を楽しんでいただける場所づくりを目指してきました。
今後は多くのお客様の笑顔が溢れる施設はそのままに、
スタッフや国内外の工芸家たちとの交流の起点となる場所作りを目指したいと思っています。
匠宿含む泉ヶ谷が文化的な価値のある場所であれば、そこを拠点に多くの作り手たちの情報交換や交流が生まれると信じています。
運営会社概要Company
社名 | 株式会社 創造舎 |
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代表取締役 | 山梨 洋靖 |
本社所在地 | 静岡県静岡市葵区人宿町2丁目6-10 |
施設住所 | 静岡県静岡市駿河区丸子3240-1 |
連絡先 | 電話 054-256-1521 / FAX 054-256-1584 |
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URL | http://sozosya.co.jp/ |
資本金 | 2000万円 |
事業内容 | 住宅・医院・店舗 建築設計、施工 等 |