木工指物 戸田 勝久 KOZOU HAKO STYLE
駿府の工房 匠宿 木と漆 工房長
KOZOU HAKO STYLE 代表
木工指物職人の戸田は指物職人。指物(さしもの)とは木の板を互いに差し合わせて作られることが語源ともされていて、接着剤などなくとも構造が保たれます。これは仕口(しくち)と呼ばれる差し込み部分に繊細な手加工を施すからこそ生まれる強度で、同時に「雅」や「美」を兼ね備える。流通のために価格や品質の安定を念頭に置いている「家具」とも一線を画しています。
時代が変わり、暮らしが変わり、現在は少し「珍重」化されている指物を現代に昇華できるよう日々研鑽しています。
第43回静岡伝統工芸展 静岡県知事賞[欅 二十角留継 茶筒 Tutu]